Literacy建物診断リテラシー

傾斜の判断基準

インスペクションにおける壁、床の施工精度の判断基準は、平成12年建設省告示第1653号「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)第70条の規定に基づく「住宅紛争処理の参考となるべき技術的基準」を参考としています。

測定間隔 >> 壁または柱:2m以上 / 床:3m以上

レベル勾配の傾斜構造耐力上主要な部分に瑕疵が存する可能性
13/1000未満低い
23/1000以上6/1000未満一定程度存する
36/1000以上高い
 
品確法に基づく「建設住宅性能表示制度・既存住宅現況検査)においては6/1000が目安となっています。(財)日本建築防災協会「木造住宅の耐震診断と補強方法」においても6/1000としています。
 
従ってこれらの基準を勘案し、インスペクションでは築10年以上の中古建物においては6/1000を超えるか否かを基準に、傾斜の有無を報告することとしています。
6/1000以上の傾斜があっても瑕疵が必ずあるということではありません。症状によっては二次診断(詳細な調査診断)が必要であるという診断を行う場合もあります。